ドクターズアドバイス

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No.8 知っておきたい災害時の乳児栄養

風邪とはウィルスが上気道(鼻やのど)の粘膜に感染して、発熱、鼻水、咳、頭痛等の症状をひき起こした状態をいいます。

子どもは年に3〜8回風邪をひく、10−15%の子どもは年に12回風邪をひく(特に保育園などに通う子ども)というデータがあり、治るのに1週間以上かかるとすると、年中鼻水を出していることになりますね。鼻水が黄色くても、のどが赤くても、合併症を起こさない限り風邪は自然に治ります。鼻から副鼻腔までの距離が短い乳幼児の 急性鼻炎(いわゆる鼻風邪)は急性副鼻腔炎とほぼ同じ意味を持ち、現在は急性鼻副鼻腔炎と統一されています。

急性鼻副鼻腔炎の症状とは?

  1. 黄色〜 黄緑色の粘っこい鼻汁がたくさん出る。
  2. 口をあけていることが多い( 鼻閉)。
  3. 鼻汁がのどに落ち、いつも痰が絡んだようになっている(後鼻漏)。
特に寝入ってからや起きがけに痰がからんだ咳が目立つ時は要注意!、乳幼児で機嫌が悪い、おっぱいの飲みが悪いといった時は、急性鼻副鼻腔炎を疑います。 こんな時は、丁寧に鼻汁吸引を行うだけでも、症状はかなり楽になります。

赤ちゃんには市販の鼻水吸い取り器を利用して、おっぱいの前に鼻水を吸ってあげましょう。

3才近くになったら鼻のかみ方を教えましょう。

  1. ティッシュを小さくちぎって丸め弾丸を作る。
  2. 口から大きく息を吸って口を閉じ、
  3. 片方の鼻を押さえてその弾丸を鼻息で吹き飛ばす。

片鼻で、ゆっくり少しずつ!こんな遊びの中から鼻かみを体得しましょう。 親子で楽しく飛ばしっこしながら鼻チーンを覚えてほしいですね。 それでも鼻がつまってかめない時、温かいタオルを鼻の付け根に5分くらいあてたり、鼻の近くで蒸しタオルの蒸気をすったりすると鼻のとおりがよくなることがありますよ。