ドクターズアドバイス

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No.17 熱中症予防

H26.6.6更新

熱中症は、暑さに体が慣れていない初夏から発生し、ピークは7・8月ですが、残暑の9月まで油断はできません。

子どもは、

不調を訴えたり、自分で服装や水分摂取するなどの暑さ調節ができません。汗や体温、顔色や泣き方など、子どもの様子をまわりの大人が気にかけましょう。

予防策は、

熱のこもらない素材や薄い色の衣服を選んだり、日光を遮る帽子など涼しい工夫が大切です。

室内であっても、遊びに夢中になると、のどの渇きや気分の悪さなどの熱中症のサインに気づくのが遅くなります。エアコンや扇風機を適度に使って気温や湿度が高くなるのを防ぎましょう。

水分補給は、喉が渇いたと感じる前に、定期的にこまめに。外出時は水筒を忘れずに。

危険

イラスト:家族背の低さやベビーカーの利用などで地面に近い場所にいる小さな子どもは、地表からの輻射熱を受けやすく、背の高い大人より高温環境になります。

夏の車内はあっという間に高温環境になります。「寝ているから」「ちょっとだから」の、車内放置は絶対にやめましょう。

スポーツ時

スポーツ時の熱中症は10代で多くみられます。運動の前には250〜500mlの水分摂取を行い、気温の高い時には、15〜20分毎に飲水休憩を取ることで体温の上昇が抑えられます。大量の汗をかくと、水分だけでなく塩分も失われます。スポーツドリンクなどで0.1〜0.2%程度の塩分も補給します。とくに1時間以上の運動の時は4〜8%の糖分を含んだものが疲労の予防に役立ちます。

水分補給の目安としては、運動による体重減少が2%を超えないように。ex.運動前体重25kgであれば、500g以上減らないように飲みます。運動前後の体重測定でコンディションチェックを。

熱中症を疑う症状と応急処置

熱中症 ※「東京消防庁 熱中症に注意」より