ドクターズアドバイス

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No.18 水痘ワクチンは2回接種が必要

H26.8.19更新

浜松市は9月1日から公費実施

浜松市では国に先駆け9月1日から水痘ワクチン公費実施が始まります。「水ぼうそう」ともよばれる水痘は、水痘帯状疱疹ウイルスの感染によっておこります。

ふつう2週間程度の潜伏期の後に、体に虫さされのような赤い斑点が出てきます。この発赤疹は1日くらいで水ぶくれとなり、痒みを伴って全身に広がります。水ぶくれは痂皮化(かさぶた)して治りますが、新しい発赤疹は数日にわたり次々出現します。元気な子どもでは、多くの場合軽症です。しかし感染力は極めて強く、家族内接触での発症率は90%と報告されています。

わが国では年間100万人が発症、約4000人が入院し、20人程度が死亡すると推定されています。発症した場合には、学校保健安全法施行規則によりすべての発疹が痂皮化するまで出席停止となります。しかしウィルスの排出は発疹出現(発症に気づく)の1日前より始まっており、出席停止だけで流行を予防することは容易ではありません。

保育園で水痘流行が起こった場合、ワクチン1回接種者の発症率は、ワクチン接種後1年以内は42.1%であったのに対し、ワクチン接種後1年以上経過していると77.8%に増加していた報告もあります。当院が保育園・幼稚園で行ったアンケートでも、2〜4歳児の水痘流行時には、ワクチン1回接種者の発症率は50%以上でした。

水痘発症を予防するためには、水痘ワクチンを早期に2回接種することが必要です。

浜松市では9/1より水痘ワクチンが公費になります

接種時年齢が1歳〜2歳の方

接種時年齢が3歳〜5歳未満の方

接種時年齢が5歳以上の方

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