スギ花粉症の季節が近づいてきました!
アレルギーの全国疫学調査2019(日本耳鼻咽喉科学会会報2020)によると、アレルギー性鼻炎の有病率は49.2%、そのうちスギ花粉症は10代で49.5%、10歳以下でも30.1%と、2-3人に1人の割合で発症しています。
舌下免疫療法で症状が軽くなることを期待しつつ、少しでも症状が出始めたら早めにお薬を使いましょう!
鼻症状のケアも大切です!
アレルギー性鼻炎の症状を軽くするために、おうちで鼻症状のケアをおすすめします。
鼻症状のケアのひとつに「鼻かみ」があります。
★ご存じですか?「鼻かみ」のポイント!
- かむ前に息を深く吸う
- 片方ずつかむ
- 一気に強くかまない
- かむ時に口を閉じておく
- かんだ後は鼻の周りを拭く
- 鼻をすすらない
お子さんが自分で「鼻かみ」が上手にできるようになるといいですね!
★そのためのコツは…次の3つです!
1、簡単であること
お鼻スルスル法(注1) 準備するもの:ティッシュ
折り方
持ち方
このように鼻に当ててスルスル引っ張ると鼻水がついてきて、そのうち自分で鼻汁を出すようになります。
2、楽しんでできること
ティッシュロケット発射法(注2)
①丸めたティッシュを片方の鼻に詰める。浅めに入れるのがポイントです。
②もう片方の鼻を指で押さえて「フン」と吹き飛ばす
3,習慣化すること
歯磨きや手洗いと同じように習慣化すると、自分からできるようになります。
投稿:PAE看護師
(注1、2)チャイルドヘルスVol.26 NO2特集「時短アレルギー指導の極意お伝えします」より