アレルギー疾患のこどものための「災害の備え」について
災害時にアレルギー疾患では次のような問題がおこります。
- 普段の薬が手に入らない
- 怪我などほかの治療が優先される
- 住環境の変化で症状が悪化する
- 感染症になって症状が悪化する
- ストレスで症状が悪化する
- 治療や服薬の記録が分からなくなる
日頃からお薬やアレルギー対応食品を備蓄することや、災害時に必要なサポートを受けられるよう準備しましょう。
アレルギー疾患がある方は、内閣府の指針において「要配慮者」に位置づけられており、避難所での食事に関して配慮が必要であることが明記されています。災害時には自治体はアレルギー疾患がある方からの支援要請を拾い上げる責務があります。アレルギーポータルのパンフレットを提示して、公助を求めてください。
いざという時に
災害時のこどものアレルギーに関するE-mail相談窓口(無料)
▶メール相談:sup_jasp@jspaci.jp
こちらは、日本小児アレルギー学会が、災害時に開設する窓口です。アレルギー専門医が、災害時の小児アレルギー疾患全般(ぜん息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなど)に関連するお悩み等についてご相談に応じます。また小児アレルギーエデュケーターなどコメディカルも、この窓口と連携して近隣のアレルギー疾患をもつご家庭の支援をいたします。